第16回 翠雲現代美術館展『flexibility』に参加

かねてから毎年楽しみにしていた翆雲現代美術展に今年初めて猫のオブジェたちとともに参加させていただくことになりました。

初体験の現代美術展にワクワクした興奮といっしょに「はたして私にコンテンポラリーな現代美術にふさわしい作品を発表できるの？」といったふんわりとした緊張でごちゃまぜになった新年明けてからの準備の期間３ヶ月を楽しくすごしておりました。

猫たちのオブジェなのですが、最初のきっかけは子どもたちと平面じゃなくて飛び出した絵を創ったら楽しいかもしれないということで、うちのアシスタント、猫の「テチ」をモデルに試しに試作を創ってみたところ思いの外、私好みに出来上がりました。調子にのって、その後すぐにあったグループ展のすみへつれていったところgallery718のオーナーのお目に留まり猫作品オンリーの展覧会を2020年開催致しました。

多くの猫たちの作品創りは、絵画作品を制作時間と同様に、私にとって、いま縁あってともに過ごしている猫たちや私の人生のなかで出会ったり、ともにすごした懐かしい猫たちと心のなかでお喋りしているような、そんなかけがえの無い幸せな時間になっています。

日頃、主に発表している絵画のみをご覧になられた方は大抵戸惑われてしまいます。恐縮ですがついつい愉快な気持ちになってしまいます。

そして見ていただいた方にも愉快な気持ちになっていただきたいなと思っております。

祝日の21日(火)までとなっての開催で、毎日在廊予定にしています。

千田禅先生の素敵なご自宅美術館を堪能できる贅沢な機会を満喫しようと思っています。